■パラベン
・環境ホルモン、発がん性の危険性が指摘されています。旧表示指定成分でもあり、化粧品の防腐・殺菌剤として使用されています。
・発がん性、環境ホルモンの疑いがあり、最近の研究では、パラベンを塗って紫外線に当たると老化の原因になるという報告もあります。化粧品への配合は1%と制限されています。
・メチルパラベン、ブチルパラベン、プロピルパラベンなど、数種類あります。日本語名は、パラオキシ安息香酸○○○(メチル、ブチルなど)。
■タール系色素
・発ガン性が指摘されています。各種化粧品の色付けに使用されています。旧表示指定成分で、赤色202号、230号、青色1号、2号などという名前が付けられています。
・日本語の別名は、有機合成色素。最近はあまり聞きませんが、場合によっては黒皮症(皮膚に黒褐色〜黒紫色網状の色素沈着が起こる病気)を起こす可能性もあり、また発がん性も疑われています。
・口紅などにはほとんどの商品に使われていますが、皮膚が薄く経皮吸収されやすく、食事などと一緒に口にも入りやすい部分に付けるのは不安が残ります。